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コモンズの悲劇から考えた家計管理

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皆さま、家計管理は透明性をもってされていますか。
夫婦どちらかが勝手に使ってしまうと、疑心暗鬼になり、節約がバカらしくなりませんか。

コモンズの悲劇

先日ビジネススクールを修了した人たちの中で勉強会をしているグループに参加した時に、久しぶりにコモンズの悲劇という言葉が出たので、思い出したこと。

コモンズの悲劇ってご存知ですか。

コモンズとは共有地のことですが、コモンズに放牧した農民たちがあと先考えず我先に自分の牛を放牧し、牧草を食べ尽くしてしまって結果共有地の牧草は無くなってしまい、農民全員が困ることになるいう話です。
こうなることを防ぐには、共有地に入るには有料にすることでコントロールできます。

普通、コモンズの悲劇で引き合いに出されるのは環境問題で、限りある資源を大事に使う話が多いのですが、これで思い出したのが知り合いの家計の話です。

いちおう小遣いは決まっているものの、クレジットカードで我先に使ってしまうそうです。

でないと、奥さんが使ってしまうから。使ったもん勝ちみたいな状態です。

なりこ
なりこ
家庭内で使う競争してどうするんだ

と思いました。

共有地である家庭のお金が無くなってしまい、家族全員が困ることになるのにね。

共働きの家庭でも良くあるのですが、夫があれだけ使っているのに私だけ我慢するのは許せないと、負けじと使ってしまうとかね。

で、どうしてこんなことが起きるのかというと、たぶん相手を心底信頼してないからですよね。

話し合ったところで、どうせ相手は裏切ってお金使うよねとどこかで思っているのではないかと思いました。

以前FIREした寺澤伸洋さんの話を伺った話をしましたが、寺澤さんのご家庭は、お金は透明性をもって家計管理をされているとのことです。
やはり夫婦で信頼しあってお金を貯めるのが大事なのだとあらためて思いました。
今日は、コモンズの悲劇から考えた家計管理の話でした。

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得子(なりこ)
得子(なりこ)です。このブログを運営しているワーママです。MBA取得のため、仕事をしながら国内大学院で勉強しました。MBAホルダーです。職場で戦力外扱いされてるワーママの逆襲です。私はバカじゃない(笑)。職場の誰よりも本を読み、考え、アウトプットする。2級ファイナンシャルプランナー技能士。2020年保育士資格を取得。2020年9月kindle出版しました。