今さらながら、自分の強みって何だろうと考える。
実は自分がわかっていない。
「置かれた場所で我慢してはいけない」
という帯にひかれてAmazonでポチした本
「自分の強みを引き出す4分割ノート術」が届きました。
自分の強み?引き出せるの?ワクワクしながら読み進めます。
私ができること、得意なこと、好きなことって何?
とはいえ、私が人に得意だなんて言えることは一つもないよ。
本を読むと、そんな私の心を見透かしたように、筆者がないわけない!とにかく今まで自分がやってきた仕事を書き出してみて!と語りかけます。
まあ、30年も仕事してますから、様々な些末な仕事をしてきました。
うんざりする仕事、楽しかった仕事、最初イヤだったけれど慣れるとそうでもない仕事・・・。書き出すとこんな感じ。
我ながら本当にお金関係の仕事が多いな。
これを4分割(好き、嫌い、得意、苦手)してみる。
書いていると見えてきました。
私は対面でお金の話をしている方が好きで得意なのですね。
確かに、貸付担当の頃は、担当商品だけでなくほかの商品を探してきて、お客様に勧めていた。その人に一番いいものを探すのがとても楽しかった。
今、授業としてやっているのですが、人数が多いと疲れるし、理解度に応じた個別指導が難しく、どうしても取り残される人が出てとてもイヤ。
先日補講をしたとき、本当にわからないというところを徹底的に説明し、わかってくれたときはとてもうれしかった。
書いていて気づきました。嫌いで苦手なことは交渉ごとですね。
達成感はあるので、積み上げるのは好きですが、そこに難しい相手から話を聞かなければならないとき、ものすごいストレス。
全くワクワクしません。労災担当の時は死にそうでしたね。
やっぱりFPの仕事が私には合っているのかも、と思わされる結果でした。
仕事を全体像を見る
自分は何のために仕事をやっているのか。
視座、視点、視野を意識することです。
とりあえず私は今教育をしており、その「視座」を高めることを考えます。
課長はどう考えているのだろう。
もう少し高い位置から教育について考えるきっかけとなります。
学生の立場だったら?という「視点」。
彼らは何を知りたいのか。
木を見て森を見ずの教育になっていないか、振り返ることにしました。
そして自分の科目だけでなく、ほかの科目との関連も含めた話をしたらいいな、という「視野」にも気づかされました。
こうなりたい、を周りに宣言する
ちょっと厚かましく、気恥ずかしい気がしますが、言ったもん勝ちですね。
目標を達成するためには
- 紙に書く
- SNSで言う
- まわりの知人に言いまくる
だそうです。
ほかにもロジカルシンキングのコツが具体的に書かれており、就職して2~3年の人が読むと仕事のやり方の学びにもなりそうです。もちろん私のように、未だに自分がわからないという人にももってこいの本。
まとめ
自分がわからない。
でも実は自分がいちばんよくわかっているはず。
自分を引き出す作業は、コーチングなどで専門の人に頼んでも良いかもしれませんが、せっかくのゴールデンウィーク、自分に向き合ってみませんか。
今までやってきた仕事を書き出してみる。
できれば具体的に。
分析が好き?エクセルのマクロを組むのが好き?グラフにするのが好き?プレゼン資料を作るのが好き?プレゼン自体が好き?
仕事を4分割してみる。
私は、書き出した仕事の中からさらに具体化し、イヤだったこと、すきだったことを書き込んでみて、何がイヤなのかを見つけることができました。
今与えられた仕事の全体像を考え、実行していく。
9月に上半期の成果報告で、結果を出し、自分が好きで得意なところに異動できるように交渉していきます。これは宣言でもありますね。