今月も隙間時間に楽しく読書できました。
2040年の未来予測 成毛眞著
20年後ってどうなっているんだろう。
その答え合わせの楽しみのために読んでみてもいいかな、と軽い気持ちで手にとりました。
RFIDの話
もう2年くらいまえだろうか。
ユニクロで服を買うとき、レジのお姉さんたちがいなくなっており、代わりに商品の入ったかごごとボックスにいれると、瞬時に精算してくれた。
これどうやって値段を読み取っているの?と心底驚いた。
今までバーコードを一枚一枚読み取っていたのは何だったのか。
家に帰って調べると「RFID」というタグを使っていたことがわかった。
(そこでもう一歩、このタグは一体どこが作っているのかを調べ、株を買うべきだった。)
この本ではRFIDについても触れている。
レジの簡素化、という点しか見えていなかったが、棚卸しも、在庫管理もすべて一瞬で終わる。
今のところコストがかかることと、缶詰、飲料などには使えないらしいが、それも2040年までには解決するだろうと書かれている。
ということは、単純作業の人間は本当にいらなくなるということ。
少子化対策としては良いのだが、人間にとってキビシイ未来だなと思った。
不幸になる生き方 勝間和代著
Amazonも売り切れで、丸善に取り寄せで手に入れた。
もう10年も前の本で、しかもKindle本になっていないため手に入れるのに苦労した。
不幸になる生き方とはあるが、幸せになる生き方を説いた本である。
人間の行動には様々な法則があります。
例えば分散の法則であれば、一極集中型の生き方はリスクに弱い。
よって例えば仕事だけ、子育てだけに集中しすぎないようにワークライフバランスを考えるよう提唱されています。
投資も一つのかごに盛るな、と言いますしね。
副業の話には触れていませんでしたが、今思えば仕事も複数の収入を得る方法を考えるということは分散の法則に当てはまるのだろうな。
ドラゴン桜2 三田紀彦著
ドラマ化され、話題のマンガ。
昔夢中になって読んだドラゴン桜。大事に持っていますが、今回はKindle本で。しかもキャンペーンで14巻まで1円だったので、一気読みしました。
ドラマはマンガと違うので、マンガはマンガで楽しんで読めました。
これ読むと、私でも東大に入れるのかな、と錯覚します(^_^)
そして大学も資格試験も、相手はどういう人を求めているのか、を徹底的に考えることで自ずと対策が見えてくるという話ですね。
父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え ジェイエル・コリンズ著
20代の娘に伝えるお金の話なので、とてもわかりやすかったです。
要は収入の範囲内で支出をすること。
借金はしないこと。
あなたのお金の心配はあなた以上にしてくれる人はいないということ。
インデックス投資をすること。
ただ、ドルコスト平均法を否定されているので、そこだけはどうなんだろうと思いました。
私はドルコスト平均法を推奨しています。
実力も運のうち 能力主義は正義か? マイケル サンデル著
一流大学を出て、一流企業に入り、高収入を得る。
それは自分が努力した成果だから当然だ。そこまでの努力をしなかったあんたは負け犬だ。
それが能力主義なのでしょうか。
高校受験で、私立は受験させるけど行かせられないと言われて公立はランクを落として入った。
大学も国立でないと行かせられないと言われたけど、数学で大失敗して奨学金で私立へ行った私。
家にお金さえあればと何度も思った。大学はバイトした記憶しかない。
生活に余裕がある家庭で育てば、お金の心配もなく、勉学に専念できるし、評判のよい教材や優秀な家庭教師を付けることもできる。
能力だけじゃない。能力を発揮できる環境を与えられたからだ。
なのに能力主義と言われたら、どうしたらいいの?夢中で読んだ。