自分の投資について語るイベントがありまして、私も振り返りました。
投資というほどのおおげさなものはやっていませんが、20年ほどになります。
これが経験となりました。
本当に、投資ってやってみないとわからないし、失敗もしますし。
でもその経験がすべて身になっていますね。
投資をするきっかけの雑誌
2000年前後だったと思いますが、
レタスクラブの派生雑誌「お金の本」という身も蓋もない、いえ、わかりやすいタイトルの雑誌が当時ありまして、お金の本というストレートなタイトルに惹かれて買いました。
そこには
- ネットで証券会社に口座が開ける
- ミニ株というものがあり、100株は買えなくても10株なら買える
とありました。
まだネットの証券会社がない頃、野村證券と大和証券がネットで口座開設できるとあり、口座開設に挑戦してみました。
今のようにスマホもない時代。
免許証やらなんやらかんやらコピーして、住民票やら、何回書類往復したら口座が開けるんだ!!とつぶやきながら開いた思い出が。
初めて買った投資信託
そして、野村證券では、当時テレビで大々的に宣伝していた投資信託、
「フィデリティジャパンオープン」
を買いました。例のお金の本にも載ってたし。
これは月々1万円買ってみました。
ところが、
ITバブル後、基準価格が半値となり、恐ろしくてどうしてよいかわからなくなり、当時はドルコスト平均法という言葉も知らず、
とコールセンターに電話したと思います。
ずっとそのまま持っておりまして、新聞で基準価格を確認しつつ、はやく買ったときより上がらないかなと10年くらい放っておきました。
そしてついに!!民主党から自民党に政権が代わったタイミングで株が上がり、基準価格も元に戻ったので解約しました。プラス3万円。
あのまま、コツコツ買っていればとは思いますが、当時解約しないだけでもよかったです。
初めて買った株はミニ株
野村でフィデリティジャパンオープンを買ったタイミングで、大和証券では、ミニ株に挑戦しました。
当時憧れの株、トヨタ、ソニーを10株ずつ買い、またも「お金の本」に載っていたアイホンと東急不動産も買ってみました。
この原資は、バブル期にゆうちょに定期預金していたものが満期となり、利息が20万もついたので(今では信じられないくらい)これはあぶく銭だから、無くなってもいいやと思ってミニ株を買ったのです。
それが、トヨタはともかく、当時ソニーの経営が思わしくなく、買ったときよりも4分の1くらいの価額になってしまい、ソニー終わったかも・・・と思いました。
ここでソニーを買い増ししておけば、今頃・・・。
株の恐ろしさを体感しました。ミニ株とはいえ、4分の1ですからね。
同じく、政権が代わったタイミングで、やっと価格が上がった東急不動産は売りました。
私はプラスになるまで我慢強く持つタイプ。
ただ、アイホンは全然上がらず、もうインターホンの会社ってだめなの?と思いながら待って待って20年。今年になって株価がやっと買値より上がったので売りました。
未だ、トヨタとソニーのミニ株は持ち続けています。
どちらも倍にはなりましたが、所詮10株です。ですが、チャリンチャリンと小銭ですが、配当金は入ってきます。
一昨年かな、大和証券もミニ株は辞めますとお便りが来て、ホールドし続けるか、るいとうに変えるしかなく、るいとうだと手数料が・・・と思い、本当にただもっているだけの2つのミニ株です。
未だに続けている投資信託
同じくお金の本に連載されていた、さわかみ投信の澤上氏に感銘をうけ、毎月1万円ボーナス時3万円の積立をしてはや18年を過ぎ、これは元本の倍になりましたが、インデックスだったらもっとイケてたかも、と思わざるを得ません。
優待目当ての株で失敗
優待目当てで株を買って痛い目にあったことも。
西友の株を買うと、株主専用のカードが送ってきて、いつでも5%オフで買えるので、楽しく使っておりました。
しかし、ぼんやりしている間にウォルマートに買収され、買った値段の半分で手放さなければならなくなりました。
10万ほど損しました。
株主優待目当てもやばいんだ、と思い知りました。
また、株は買って終わりではない、ということも勉強になりました。
米国ETFを積立してみることに
インデックス投資はお金が増えていることが目にみえないのよね、と言う話をさせてもらい、ETFに挑戦してみようと思い立ち、米国ETFを積立してみることにしました。
このため、NISAをSBI証券に移し、(その前はセゾン投信)今年3月から買い始めたところです。セゾン投信は5年ほどやりました。持っておけばよかったかな。
意外とアクティブ投信が好きなんですよね。ファンドマネージャーが好きかどうかで判断しているところもありますね。
まとめ
まだ、インターネットがISDNだった頃から、地味にいろいろと挑戦していました。
もし、あの頃挑戦していなかったら、たぶん貯金だけしていた普通の人でした。
いろいろやっていたからこそ、国がiDeCoやNISAを勧めてくれたとき、これはチャンスねと素直に思いました。私の失敗がご参考になれば幸いです。
- ドルコスト平均法で投資信託は下がっても上がっても気にせずコツコツ買う
- 優待目当てで株を買ったら、買って終わりではないと肝に銘じ、ときどき株価はチェックすること
- 雑誌やCMなどのおすすめ商品を雰囲気で買わない
No.1ネット証券ではじめよう!株デビューするならSBI証券