先日、やりたいことを達成するためには抽象的な目標、ミッションから具体的な目標に落とし込んでいくことが大事なのでは、ということを書きました。
夢が夢で終わる理由
今日、目標を達成させる会(仮 週次レビューの会の派生グループ)のメッセンジャーグループで話していたのは
女性は占いが大好き
ということでした。
願いを叶えたい、叶えるために占いに頼るというのは、進むべき地図をもっていないからでは?とやりとりを読んでいて思いました。
羅針盤も何も持っていなければ、あちらの方がよさそうよ、と言ってくれる人の言うことを聞きたくなるのは道理。
手相、タロット、星占い、ありとあらゆる占いを、ご多分に漏れずやってきたわたくし、元女子としては、頼ってしまう気持ちはわかるのです。
いや~でも、それじゃだめだった。
そんなものに頼っても夢が夢で終わってしまうだけだった。
夢を夢で終わらせないためにはどうするか
微積分で考える
この本の最初に豊臣秀吉の辞世の歌が紹介されています。
つゆとおち つぬときえにし わがみかな
なにわのことも ゆめのまたゆめ
筆者は、
「人生の喜びは目的関数の大きさによるのではなく、その微分係数、つまり瞬間瞬間の達成率に依存している」
と言っています。
秀吉は、信長に認めてもらうという目標のもとに、足軽からどんどん出世していきます。
手柄を積み重ねることで、その達成の瞬間がとても面白かったに違いありません。
それでも終わってみれば、ゆめのまたゆめ、と言ってしまうところが、人生のはかなさを感じてしまいます。
人生の喜びは、夢に向かっていくその過程が面白いのかもしれない、ということを、筆者は微積を使って表現していました。
夢と現実との差分を求めるためにやること
ではどうする?
やりたいことと現状の差分を求めて、その差を埋めなければならない。
その差分を求めるために夢を具体的な目標に落としていかなければならない。
まさか、手帳の話で微積分が出てくるとは、自分でも思わなかったが、この本をたまたま読んで、そうなんだと思った。
階層図を作る
恥ずかしながら、自分のミッションから落とし込んでいる図の一部です。
私は、自分のミッションに基づき、今のところ情報発信しかできていませんが、何だったらできるのかを考え、やっています。
例えばKindle出版であれば、この階層の下は、原稿を書くためにどうするか、ということを考えていきます。
1冊目は、ブログに毎日書いていくと決めました。
毎日ブログに書くためにはどうするか、を次に決めます。
発売日を決めることにし、友人に宣言することにしました。
これで、絶対逃げられない状況を作ったのです。
とにかく、それをやるためにはどうするか、を徹底的に考えることが必要なんだな、と今回Kindle出版をしてみてしみじみと感じました。
そして、このKindle出版も何のためにやっているのか、自分を俯瞰してみることができるので、階層図を書いてみるのはおすすめです。
kindleアンリミテッドで読めます。