九州国立博物館にて、2016年10月4日から11月20日までやっている特別展 「京都高山寺と明恵上人 鳥獣戯画」に行ってきました。
私、来週までやってると勘違いしていて、23日の勤労感謝の日にでも行こ、と思っていたら、明日で終わるとは。
新聞記事で気づき、たくさんたくさんやることがあるのですが、今日行ってきました。
通常の特別展と何が違うの?
そんなに人気とは思わず(失礼)行ってみたら、駐車場に入るまでに40分待ち、それから会場に入るまでにほぼ1時間待ちました。
そして、最初に一番見たかった鳥獣戯画があったため、ここでも並ぶ。
しかし、生の鳥獣戯画はとても生き生きと描かれていてびっくりしました。カエルとウサギとサルがみんな同じ大きさで二本足で走り回ってる。
平安時代に描かれたものだそうです。
12時半に家を出て、見終わって会場を後にしたのが午後4時。いや、甘くみていました。すみません。
音声ガイドは春風亭昇太さん。
いつもは俳優や、アナウンサーのかたのガイドだったので、すごく新鮮でした。
そして当たり前でしょうが、落語家さんってとっても話が上手。まるで明恵さんが語っているかのような軽快な語り口でした。
これだったら子供に聞かせてもわかりやすいだろうなと思いました。
お釈迦様が好きすぎて泣いてしまう明恵様。
館内に入るために並んでいる途中、置いてあった「レジェンド・オブ・明恵」
面白くて明恵様に親しみがわいてきました。
大好きなお釈迦様のいたインドに行きたくて仕方ないのに春日明神のお告げで断念したり。
夢の記録で女性がでてくるけど、何も雑念はないよと書いている明恵様。
どれもこれもついつい笑ってしまう。人間らしさが伝わってきます。でもとっても勉強家なのですよ。
このレジェンド・オブ・明恵を読みながら鑑賞すると、また違った楽しさがあります。
特別展「京都 高山寺と明恵上人 鳥獣戯画」明日11月20日まで!明日朝9時に開館!ダッシュだ!!
鳥獣戯画の写真は、九州国立博物館より提供を受けました。