特別展 東山魁夷が九州国立博物館で開催中です
明日、2016年8月28日で特別展 東山魁夷が終わるというので行ってきました。
お昼前で駐車場は満車。公共交通機関の方がスムーズです。
道
ホントに道しか描かれていないけど、白い道の先は、見る人それぞれに任せているのだろうと思いました。まっすぐに続く道。私はどこへ行くのでしょう。まだ迷い道です。
私は、美術展に行くと、必ず一番印象に残った絵の絵葉書を1枚買うのですが、今回はやはり「道」。
「青の巨匠」
そう呼ばれるくらいに、青を使っていたようです。「感覚と精神を繋ぐ」色なのですね。音声ガイドで解説されていました。
そして、唐招提寺の襖絵。御影堂内部を再現しての展示でした。ちゃんと畳まで。ただ襖絵が飾られているよりすごくリアリティがあってよかったです。
でもいつか唐招提寺で見たいものです。
墨で書かれた襖絵。濃淡のすばらしさ。
その大きさと迫力は、生で見るべき。鑑真和尚にささげた思いが垣間見れます。徳の高さを山に例えた、とありました。鑑真への畏敬の念を絵で表現されたのですね。
そして毎年3日ほどしか唐招提寺でしか見られない襖絵が、福岡で見ることができる幸せ。
28日までです。急いで!
写真は九州国立博物館より提供を受けました。
2016年7月16日から8月28日まで。九州国立博物館3階特別展示室で開催中です。
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