読書

自分の成功体験を自分で壊す勇気

前任者が成功させたビジネスモデルを壊した社長はいるかもしれない。
だが、自分の成功体験を自分で壊す社長はいるのだろうか。

ハーバードビジネスレビュー7月号
マルイグループの社長のインタビュー記事を読みました。

◆◆ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー / 2019年7月号

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私はこの記事を読んで、マルイを見る目が変わりました。
元々、博多にマルイができる前、何千人もの地元人から意見を募集しているのを新聞で見たことがあります。
結果、飲食店が多い売り場となりました。
普通1階は化粧品ですよね。でも博多マルイは1階がまるでデパ地下。カフェスペースも多くてゆっくり休憩できます。
面白いな~と思っていました。そうそう、マルイで靴も買いました。そのときの話はこちら。
お客様に喜んでもらうにはどうしたらよいかを考えた結果だろうと思います。

マルイの成功体験

もともとマルイは家具の月賦販売のお店でした。
1960年に日本初のクレジットカードを発行したそうです。知らなかった・・。
それが家具や家電が売れなくなり、耐久消費財からファッションに転換。
私が二十歳のころ、マルイといえば赤いカード。DCブランド。憧れでした。
東京に遊びに行ったとき、マルイにわざわざ行ったなあ。
それもまた行きづまる。若者、ファッション、赤いカードのビジネスモデルに賞味期限が来たのです。
でもこれで成功したから、捨てるのは勇気いりますよね。
赤いカードを辞めたらマルイじゃなくなるって。

誰だって変化するのは大変

慣れたことをやる方が楽なはず。
マルイだけではないとは思いますが、階が上がるごとにフロアが変化に乏しいと感じませんか。特に紳士服、ゴルフ用品、など。
そこにいるのはずーっと同じ売り場で専門に売る人達。
人が入れ替わらないと、変化しないのですね。
だからマルイはグループ間職種変更異動をします。
全く異なる事業へ転勤。別の仕事をすることで個人の中の多様性が生まれ、さまざまな視点から考える力がつくそう。

ゼネラリストは早晩いなくなると言われています。ですが本当だろうか。
私も転勤の度に違う役目をやることになり、素人同然となる。
当然必死で勉強しないとついていけない。それがその人の成長に繋がるのではと思うようになりました。

お客様にどういう価値を提供するのが自分たちの本質的な役割なのか

マルイはお客様とともに信用を作っていくことが役割。
さすがクレジットで大きくなった会社です。
本質的な役割を社員間で共有することができれば、それを軸に仕事ができる。
やっぱり社是のような理念が大事なんだなと思わされました。
毎週言わされているんですけどね、私の職場も(笑)
改めて考えてみます。社是の意味。

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得子(なりこ)
得子(なりこ)
得子(なりこ)です。このブログを運営している、大学生の息子を持つワーママです。 2015年4月からMBA取得のため、仕事をしながら大学院で勉強しました。 2017年3月修了。MBAホルダーです。 2級ファイナンシャルプランナー技能士。