発売日、丸善博多店の新刊コーナーにありました。
表紙が素敵で、勝間さんの笑顔に思わずこちらまで笑顔になってしまいます。内容も本当に素晴らしい。
人生を満足のいくものにするためにとにかく重要なことは、裁量権を広げること。つまりコントロールの範囲を広げていくことです。
私は、片道通勤2時間をしています。
イヤだなーと思いながら、この2年近くどうやったら1ミリでも快適に過ごせるのか、工夫を重ねてきました。
乗る駅を変えたり、列車を変えたり、駅までの駐車場も変えたり、新幹線や特急を使ったり、ありとあらゆることを試して今の方法で通勤しています。経理に何回通勤方法の変更を出して嫌がられたか笑
本当は、仕事を辞めるという選択も無いわけではなかったのですが、流石に仕事の選択肢がない!ここがコントロール思考の足りないところでしょう。
勝間和代氏の新刊、『勝間式 超コントロール思考』は、読むと本当に今まで自分が何に遠慮して、どれだけ諦めていたか、気づかされる本です。
この社会にある全てのことは、わたしたち人間が設計し、管理し、決めていることですから、人間が決めていることに関しては、根本的には変えられないことなど、実はほとんどない。
この本の言いたいことはたぶんこれ!
そしてこの考え、昨年春、猪瀬直樹氏のゼミに落合陽一氏がゲストで出た時に
「人間が作った制度は人間が壊せる。」
と言われていたことを、ふと思い出しました。
そのときは、革命とか維新の話のなかででてきたのです。
ですが、きっとこうに違いない、変わるはずがない、なんて考えて諦めないで!と言いたかったのだと思います。
それは勝間さんが著書の中でおっしゃっていることと同じ。
「学習性無気力」が最大の障害なのです。
うまくできないことがあると、自分はできないのだ、と間違った学習をしてしまい、二度とそのチャレンジをしなくなってしまうことです。
そうではなく、何かをコントロールをするのに、自分の能力が足りないと思うのではなく、どうやったらできるか、あれこれ試すことが大事なのです。
そのコツが、この本にはたくさん散りばめられています。
仕事をコントロール
お金をコントロール
健康を、家事を・・・。
どうやったら裁量権を広げられるのか。何度も読み返していきたい本でした。
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