あなたはきっと恋をする
キャッチーなコピーで絶賛展示中の至上の印象派展に行って来ました。
なぜか撮影OK。
黒山の人だかりとはこのことで、イレーヌをまるでアイドルのようにスマホで撮る人人人。
しかし写真を撮って満足してたら何も残らない。
私は息子の運動会をビデオで撮影するのはいつのまにか辞めた。
リアルの息子を目に焼き付けなくてどうするの。
レンズ越しの彼はリアルなのにリアルに感じられない。
ビデオには残るが、心に残らないのだ。
だから見る。感じ取る。
8歳のイレーヌに恋をするのか
恋、するんじゃないかな(笑)それくらい可愛い。
イレーヌ、撮りました。
フラッシュたかないで!と注意されるのですが、フラッシュをたかないためにはどうしたらいいのか、スマホに慣れていなさそうな年配の方々がおろおろしていました。
その後、じーっと彼女の髪や肌や手先や袖を、細やかであろう筆致を見ました。
もっと近づいて見たかった!見えない泣。
裕福な娘さんの肖像画。1880年の作品です。
8歳。この子がオトナになった肖像画はあるのだろうか。
8歳でこれなら、20歳のこの子はどんな娘さんになっていただろう。
音声ガイド
ところで耳元でささやく、いえ、音声ガイドはミュージカル俳優の井上芳雄さんでした。
エリザベートで見たなあ。最近では直虎に出てましたね。高橋一生と兄弟役という・・・絶対女性視聴者を意識した配役でしたね。
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時代背景が知りたくなって、1階のミュージアムショップで購入した本。
今回の作品が載っているわけではなかったが、印象派の画家たちがもれなく解説されていました。
印象派って日本でも人気ですが、実は難しくないからだろうと筆者は言います。
そう、だって神話や聖書や歴史を知らなくても鑑賞できるから。
だから教養を深めて絵画を理解していくべきなんだろうな。
印象派はもちろん好きですが、それ以前の時代の絵画も、なんとなくではない鑑賞をしていきたいと思いました。
ポール・セザンヌ
《赤いチョッキの少年》(1888-90年)
《赤いチョッキの少年》(1888-90年)
この絵は教科書にも載っていたと思いますが、ビュールレのコレクションの1つだったのですね。驚きです。
これらの写真は、九州国立博物館より提供していただきました。
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