九州国立博物館で催されているタイ展に行ってきました。
音声ガイドはみうらじゅんさんといとうせいこうさん。
なんでこのお二人?と思いながら音声ガイドを借りたのですが(540円)
お二人はタイ仏像大使なのですね。そんな大使があることも知りませんでした・・。
仏像がどれも微笑んでいる
とガイドでおっしゃるように、本当にすべての仏像が笑みを浮かべており、こちらも見ているだけで顔がほころびます。
お二人の掛け合いが面白いので、ぜひ借りて聞いてほしい。
遊行像
これ、いいでしょ。
ウオーキングですよ、仏陀が。仏陀が歩くさまを造形化していますが、ゆれる布もみごと。歩きながら微笑んでおられます。
法輪です。
車輪が転がるように仏法が広まることを願い、信仰しているそうです。
太陽に対する信仰もあることも関係あるようです。お日様みたいですからね、車輪って。面白いな。
仏陀座像です。
これ、蛇の上に座っているのです。なんだか柔らかい座布団のような感じが出てませんか。
天界への入り口 大扉
こちらのみ、会場で撮影が許可された場所です。私のiPhoneでは大きすぎて全部入りきれなかったので、博物館に提供いただいた写真でご紹介。
天界は無色界、色界、欲界の3つの構造になっているとのこと。その世界がどうなっているのかは、私にはよくわかりませんが、神々の住む幸せな世界のようです。
この大扉は、当時の国王自ら彫刻をしたとされ、寺院の正面を飾っていたもの。修復作業をタイと日本共同で進めてお披露目となった模様。
一般公開で写真OKだなんて、非常に珍しい。みんなこの扉の前でピースして写真撮っていました。
金・土曜日は夜8時まで開園していたとのことで、本当は夜行きたかったのですが、平日仕事帰りに太宰府にたどり着こうと思ったら8時前になってしまうことから、涙を呑んで昼間に鑑賞。
次のラスコー展も夜開園してくれるといいなあ。
写真は九州国立博物館より提供いただきました。ありがとうございます。
動画も貼っていいっていうことなので貼っておきます。