2017年2月12日、移住×起業・就農フォーラムin Fukuokaに行ってきました。
ビジネススクールのビジコンでお世話になっている、日本政策金融公庫の方から遊びに来てね、とメッセをいただいたので。
天神のど真ん中、大丸の上です。う~む、ここ借りるのいくらだろう。
ラブコネクター勝屋氏
まず、勝屋 久さんの講演。IBMのPM(プロジェクトマネージャー)から48歳でやりたいことやる!と決めて、人と人を繋げる仕事をしているとか。
やりたいことをやろう。本音を隠さないで。お金は愛!愛を生み出す道具。
自分軸を大事に。他人軸に翻弄されない。Facebookなんて見るな!
確かに・・人が美味しいモノ食べていたり旅行したり、非日常の姿を見て自分もそうしなきゃとか思うこと自体翻弄されているということだろうな。
地域商社で稼ぐ!地域資源の活かし方
人口80人の島からやってきた人。はちじゅうにんですよ・・。
たけのこをブランディングして売る仕事をしているそうです。山崎さん。
地域ビジネスで世界を変えるという斎藤さん
阿蘇神社のボランティアをしている中島さん
佐賀で世界を繋ぐトーマツの香月さん
いろんなところでいろんな人ががんばっているのね。でもNPOはお金を稼げてなんぼだ!という思いは共通のようです。
私も地域政策の授業を通年でやってきてわかるのですが、補助金に頼らない持続可能な事業でないと地方創世って言えないと思うのです。
株式会社 吉野家ホールディングス 会長 安部 修仁 氏
働くとはどういうことかについてのお話しでした。
吉野家の第1号店は築地だったのですね。それが豊洲に移るというので、移転前の最後の牛丼は安部氏が出す予定だったそうです。
そして移転後の豊洲の第1杯めは新しい社長が出すということだったのに、移転が延期となり、そのセレモニーは中止・・・。
とにかく目の前の仕事を一生懸命やる。
ハードワークがコツを覚える。
優先順位の1,2位だけに絞り、ないよりはあった方がいいくらいのものはそぎ落とす。
自分の失敗は身につまされて初めて身に着くもの。だからリスクテイクしないと未来につながらない。
そうやって走ってきたのでしょうね。
地域の価値創造と発信力~女性起業家の挑戦~
最後に女性起業家のお話しでした。
みんなきれいで話が上手い。そして、みんな地方に移住して起業。田舎だからこそ初めての~と言われ注目される。
福江で初めてフリーマガジンを出した梅木さん。
大分でシャンプー専門店を出している狩生さん
長崎で安全なお米や野菜を作り、カフェも経営する澤登さん。
特に狩生さんは美容業界のすきまを狙うと言って、ハサミを使わない美容室を展開。シャンプー専門やヘアメイク専門の美容室やウェディングのプロデュースもされている。
目の付け所がいいですよね。そして地方なら必ずオンリーワンになれる。
司会の方が言っていましたが、そう、みんなぶれてない。やりたいことが明確なのです。
だから必要な時に必要な人が必ず助けてくれると言っていました。
地方ならではの値付けのしかたも悩まれていました・・東京でランチ1000円出せても長崎では難しい。所得水準がありますしね・・。
しかし、みなさんキラキラしていました。やりたいことをやれている充実感がお話しの端々からにじみ出て。
私の軸ってなんだろう。考えてみたい。