MBAホルダーの飲み会ってどんな感じ?
とっても質の高い雑談ができます。
上司や同僚の愚痴なんか一切出てこない。
学びを仕事に生かしている先輩方の話を聞くと、自分も頑張らなければと感じます。
MBA (経営学修士)を取った後、仕事ってどうなるの?
転職をされた方、起業された方がいらっしゃいます。
私自身は仕事が変わったわけではありません。
ただ終了後、たまたま転勤となりMBAで学んだことを取り入れながらプロジェクトを回していくことができました。
今回は私が所属していたゼミの先生、そして先輩後輩が集まりました。
MBAホルダーの飲み会は雑談のレベルが高い
普通に暮らしていたら、交わることがない方々との飲み会は、同僚との飲み会とはまるで話している内容が違います。
起業した方の話では、税理士さんの先輩の話が印象的でした。
MBAを取った後、税理士として独立された先輩。
新規参入するにあたり、自分にどこに市場価値があるのか徹底的に考えたとのこと。
他の税理士さんがやらないことをやり、口コミで仕事が増えて、今に至ると言います。
口コミ大事ですね。
一つ一つを丁寧にやることが次に繋がる。
また起業をしなくても、自分の仕事を振り返って、漫然と仕事をしていないか、私がこの組織にいる価値は何か、ちゃんと価値を提供できているかを考える機会となりました。
人に任せる勇気を持つ
仕事を抱え込むタイプの方って、いらっしゃるのでは。
自分で全部確認しないと気が済まないタイプですね。
ですが自分でできる仕事は限界がありますので手放す勇気も必要です。
最初、私の息子(大学生)が家に帰ってこない話から、子どもは手を離さないと、という先生の話、そして税理士の先輩の開業の話から、最後私の息子の話に戻りました。
どういうことかというと
開業したてのころは全部自分が取ってきた仕事だからと抱え込んでいた。
その後、人を雇い、仕事をしてもらったが、作業しかさせてなかった。
それでは人がいつまでも育たないことに気づき、案件によっては全てを任せることにした。
最終的に経営者として自分が責任を取れば良いと腹を括った。
まー、だから息子さんも手を離して(笑)という話に戻るのでした。
子育てと仕事がリンクするとは。でも人を育てるという意味では通じますね。
これも改めて気づかされました。
仕事は顧客との○○が全て
○○とは、信頼です。
その税理士さんは、部下に任せた仕事で謝りに行ったことがあるそうです。
顧客から
「あなたがやってくれてたら間違ってないでしょう?」
と言われたと。それくらい先輩は信頼されていたのですね。
逆にその部下は顧客と信頼関係がそれほどまだ構築されてなかったのだなとわかったそうです。
顧客の話を誠実に聞く、その積み重ねが信頼を生む。
こうやって実際に起業した先輩の話を伺う機会なんてそうないので、風邪を押して行ってよかったです。
私は一切飲んでませんが、飲んでないおかげで話が覚えていられます。
守りに入っている大企業の話
どういうことかというと、自分たちは変わる必要がないと言っている会社があるそうです。
MBA取得後、東京に転職をし、そこから福岡の企業のアドバイザーとして出向している先輩がいます。
詳しくは書けませんが、保守的な企業だなと感じました。
ただ、アドバイザーを入れるということは、変える意識があるということでしょう。先輩がどう変えるのか、とても楽しみです。
このようにMBAホルダーの飲み会は非常に濃い話が飛び交っております。
この場を設定してくれた先輩に感謝の意を表しますとともに、ゼミの先生のお人柄がこれだけの人を集めるんだなと改めて感じました。
先生ありがとうございます。