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シェアリングエコノミー~Uber、Airbnbが変えた世界

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「UberやAirbnbは在庫を持たないことがすごい。」

先日のシリコンバレー研修で起業家がおっしゃっていた言葉だ。確かに人やサービスをスマホでつなげているこのサービスは、事業者自体が車や宿泊施設を持っているわけではない。一般の人が持っているモノ、時間、空間をお金に変えるのが、シェアリングエコノミーというシステムである。お金の決済もカードやペイパルを利用することで可能となった。

 

「うわっ、値段がどんどん上がってる。」

シリコンバレーで、夜ホテルから出かける学生が、Uberを利用しようとしたところ、需要の高い時間帯だったのだろう。料金が通常の1.5倍、2倍とつりあがっていくのをスマホで見せてもらった。普通のタクシーだったら混んでいる時間帯だからって、メーターを操作されることはない。同じ価格である。ま、混んでいると止まっていてもメーターは上がっていくけど・・。Uberの足元を見る商売が矢面に立ったのが、2012年にハリケーンがきたときのUberの料金設定だ。地下鉄が止まったため需要が増え、2倍に設定した。災害を利用するなんて・・と批判を浴びたUberは、その料金設定は解除し、お客様からは通常の料金を取り、ドライバーには赤字覚悟で2倍の料金を払ったそうだ。

なんでもシェアリング

スーパーの買い物代行、駐車場のシェア、家事代行、などなど。もうずいぶん前だが、私が就職で名古屋にいた頃、飛行場の近くや野球場の近くで自宅の駐車場を一時的に貸している家々があって、これはすごい副業だと感心した。このシェアを、スマホで管理、決済までやる、というイメージでしょうね。そう考えると昔からやっている話なのですが、スマホが普及したことで、今すぐ探して利用することが可能になったことが超便利なシステム。いろいろと問題はあるのでしょうが(保険とか規制とか)今の業界で需要に応じた供給ができるかと言えば厳しい。ホテルだって、オリンピックの需要があるからってそんなに簡単に建てられないでしょう。

さきほどの話ですが、名古屋で駐車場を貸していた家々、飛行場は名古屋空港からセントレアに移ってこじんまりになったし、野球場もナゴヤ球場からドームに移ってしまって、その後2軍の球場になったようですが・・。まさか飛行場や野球場が引っ越すなんて思いもよらないでしょうから。〇〇の近くだからという理由で家買ったら、実はリスクなんだなと。今通っている大学も新しいキャンパスへ引っ越し中ですし。この周りの学生用アパートの家主、まさか大学が引っ越すなんて夢にもおもわなかっただろうな。この本を読みながら、そんなことを考えました。

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得子(なりこ)
得子(なりこ)です。このブログを運営しているワーママです。MBA取得のため、仕事をしながら国内大学院で勉強しました。MBAホルダーです。職場で戦力外扱いされてるワーママの逆襲です。私はバカじゃない(笑)。職場の誰よりも本を読み、考え、アウトプットする。2級ファイナンシャルプランナー技能士。2020年保育士資格を取得。2020年9月kindle出版しました。