昨日、『わかりやすさの罠』という本を読みました。
引き続き、『メディアは誰のものか』という本を読んだのですが、この本は朝日新聞社と集英社の共同公開講座「本と新聞の大学」をまとめたものです。
池上さんの名前もあったので、読んでみたら、見事に昨日読んだ『わかりやすさの罠』を要約したものでした。
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情報はどうやって集めるの?
池上さんは新聞を毎日13紙目を通すそうです。
私は地方紙と日経MJの2紙なので、全然足りません。
ですが、職場で新聞を読んでいるのは私一人。
朝と昼休みに目を通していると、隣の席の方が
「オトナですね。」と声をかける。
ななめ読みなので、恥ずかしい。
今どきは誰も新聞を読まないようです。
聞くと、みんな、ネットで見るから、と新聞を取ることを辞めてしまったそうです。
私は、ネットはどんどん自分好みの記事しか目に行かなくなるから怖いなと思ってあえて新聞派です。
で、池上さんはこれはと思う記事は、紙面ごと破ってテーマごとにファイルにいれておくそうです。
また新聞を読んで引っかかったことがあると、書店に行って関連本を根こそぎ買うらしい。
そして片っ端から読んでいく。
こういう読み方は、シントピックリーディング。
あるテーマについて複数の本から情報を得る読書法ですね。
何冊も読み込んでいくと、重要なところは重複するので、なるほどここを押さえればいいのか、とわかります。
私が数年前、シェアリングエコノミーについて調べたとき、何冊か読みましたが、何度も読み返すことになった本は「シェア」という本でした。
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タダで読める情報は誰でも見ることができるから、他人と差がつかない
池上さんはそういう本や新聞にお金を惜しんではいけないと言います。
日々の新聞はフロー、そこから興味をもって自分で本を読んで得た知識がストック。
ストックがあるからこそ、新聞のタイトルをみただけで、あああの話がその後こうなったんだ、とわかるようになるとのこと。
ただわかったと思うことと、わかったことを人に説明してわかってもらうのは別次元のようです。
だからことアウトプットを意識したインプットが大事なんだな。
ブログは恰好の機会です。ありがとうございます。
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