実は逆算手帳のやりたいことリストを書いている途中でした。
「フェルメール展に行く」
と手帳に書いたとたんに、どうやったらいけるのか、急に頭が回り出しました。
11月16日、泊りがけで東京に行くではないか、私ったら。
すぐフェルメール展を検索すると、入場券は事前予約だとわかりました。
2500円。高い。けど、音声ガイドもついている。
チケットを予約しました。セブンで発券してもらい、いざ東京へ。
上野の森美術館は、記憶にないくらい久しぶり。
よくわからないままGoogle先生に案内してもらい到着しました。
スーツケースどうしようと思いながら入場のために並んでいると、係員の方がやってきて、
「中でお預かりしますね。」
と声をかけてくれました。受付で無料で預かってくれましたよ。
私は朝9時半からの入場券を買っていましたので、そのころ行くと、当たり前ですが、長蛇の列。入るのに30分かかりました。
9時半であれば10時半頃行くとちょうどよさそうです。
そして、並んでいる間に事前にフェルメール展に行った人のブログを読んでいると、フェルメールの作品は最後にルームがあって、そこに集約されているとか。そうなのか。
じゃあ、最初に展示されているものを見るのは、次の約束場所への移動を考えると時間的に厳しいので、フェルメールルームに直接行こう、とすべてをすっ飛ばしました。
フェルメールルーム。
青が基調の部屋。そしてフェルメールの作品が。
これだけのものがそろうなんて、奇跡ではないだろうか。息をのみました。
意外と絵が小さいことにも驚きながら、順に見て行く。描かれた順に並んでいるようです。
牛乳を注ぐ女の、青い色。
黄色い毛皮の服の女性。
フェルメールがなぜ人気なのか
宗教的な知識を事前に必要とする絵でもなく、日常を切り取った場面と、色の美しさ、光の描き方が素直にきれいだなと思えるからでしょうか。
とにかく布というか、服の質感がよく出ています。
窓とそこから差し込むやわらかな光。
すりガラス?を通した光が当たる女性の日常の姿。
解説を読むと、いろいろと暗示するものがあったりするようですが、そういうのがわからなくても素直に色がきれいだなとか、描かれている女の子が可愛いなとか、真珠が素敵だなとか感じられればそれでいいのかなと思います。
教養として、描かれた時代、17世紀のオランダの立ち位置とか、歴史とか、そういうことを頭に置きながら鑑賞するのもまたよし。
日曜美術館で、平野啓一郎さんが、オランダという小国が、海の向こうを見据えている様を、窓の向こうに視線を向ける女性で例えているような話しをされていて、そんな見方があるのかと思いました。
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