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新・桃山展~大航海時代の日本美術

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九州国立博物館に2017年10月14日から開催された桃山展へ行ってきました。
音声ガイドは草刈正雄さん。
この音声ガイドが誰なのか、は非常に重要だと私は思います。
だって耳元でささやくのですよ。
声がいいほうがいいに決まってるではないですか。
声と言えば、ショーンKさんはとても美声でしたね・・・。もったいないことです。
声は整形できません。骨格で決まるそうですから。

さて、今回印象に残った展示物ですが、唐草文染付茶碗 銘 荒木。

そう、荒木村重の荒木。
軍師官兵衛では準主役級では、というくらいの武士でしたが、茶人となった方。
茶碗持って城を出る場面を思い出しました。

個人的には油滴天目が大好きで。これは九国にいつもあります。

そして狩野永徳。
狩野派のエリート。信長や秀吉の心をつかんだその絵は、金箔地に濃密な色彩です。
私が見た唐獅子図屏風は大迫力でした。桃山時代の絢爛さを表しているなと思います。そして水墨画もあるんだと。

比較されるのが長谷川等伯。狩野派が幅を利かす中で、静かな水墨画で宮中に入り込む。新聞に大企業に挑むベンチャーのようだとありましたが、そんな苦労をしてお抱えになったのだなとしみじみ。

今回は京都や東京をこれほどうらやましいと思ったことはありません。
だってこれらの国宝は、ここにはないのですから。
「京都の大学受ければいいのに。」
と夫が息子につぶやいたのは、京都を拠点に国宝級のお宝を見て回れると思ったからでしょう。(夫も博物館好き)
でもまあ、九国があるから見せてもらえた!と思いましょう。有難いことです。

写真は九州国立博物館から提供されました。いつもありがとうございます。

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得子(なりこ)
得子(なりこ)です。このブログを運営しているワーママです。MBA取得のため、仕事をしながら国内大学院で勉強しました。MBAホルダーです。職場で戦力外扱いされてるワーママの逆襲です。私はバカじゃない(笑)。職場の誰よりも本を読み、考え、アウトプットする。2級ファイナンシャルプランナー技能士。2020年保育士資格を取得。2020年9月kindle出版しました。