もう10年以上前の本で、売られていないが、久しぶりに「マインドマップ読書術」を手に取った。
これを元に、「ブルシット・ジョブ」を読んでみようと思います。
あまりに分厚くて、通勤時間に持って行くには重すぎるので、家で一気に読もうと決意。
Kindle買おうかなと思ったけど、せっかく図書館にあった本なので、読んでみる。
ブラウジングで全体に目を通す
ざっと目を通すことをブラウジングと言う。
雑誌をパラパラと見て買うかどうか決めるときの、あんな感じ。
そして見るのは以下のもの。5分程度で。
表紙
裏表紙
そでの説明
著者経歴
もくじ
図や分量
読書の時間と量を決める
全体の読書時間を決めることと、読む量を決める。
量は、しおりなどを活用して、ここまで読む、と決めると、あとこれだけかと目処がつきやすい。私は一気に読むつもりですが、2時間で読めるかな。
すでに知っている知識のマインドマップを描く
マインドマップがわからない人はこちらの本を。
5分を目処に、1で得た情報も活用しながら描いてみる。
とりあえず描いてみました。
質問を作り、目標を定義する
先ほどのマインドマップに、この本に対する質問を書き加えていく。
何のために本を読むのかといえば、知りたいことがあるからですよね。
概略を読む
まず全体像を把握し、わかりやすいところから読む。
最初から読む必要は全くない。
このときに新しいマインドマップの枝の一つ目を拾う感じで描く。
要点を読む
2つめ以降の枝を拾っていく感じ。
情報を取捨選択して重要なところだけ拾う。
詳細を読む
隙間を埋めていくような感じで読んでいく。
結局全部読むのに4時間ほどかかりました。結構時間かかりました。
しかし、426ページ、ざっとですが読めました。
誰にも貢献していないのにお金をもらえる仕事がブルシット・ジョブ。
例えば管理職の周りにいる人たち。
こんな仕事、管理職本人がやればいいのに、やらない。
たくさんはべらせていたほうが、自分がえらく見えるから。
そしてなぜか掃除や保育など、必要な仕事ほど給料が低い。しかしながら彼ら彼女らは誇りを持って仕事をされている。
どちらの仕事の方がいいのか?
食べるためにブルシット・ジョブをするのであれば、ベーシックインカムを取り入れれば、そんな仕事無くなるよね。
でも絶対日本でベーシックインカムはならないだろうな。
自分の仕事がいらない仕事なんて、絶対認めたくない人たちがいるだろうから。
しかし、振り返ると私の仕事は別に私でなくてもできる仕事ばかり。
仕事を続ける意義がない。
独立したほうがいいのでは?と、気づかされた、読み応えのある本でした。おすすめ。