九州国立博物館で開催中の特別展「三国志」(会期:令和元年10月1日(火)〜 令和2年1月5日(日))、もう少しで終わってしまいます。
お正月休みの間に行きましょう。元旦から開いてました!
元旦の13時前、太宰府天満宮が激込なので、博物館までたどり着けるのか不安でしたが、無事に到着。
南側駐車場で待ちましたが10分ほどで入れました。
駐車場空き情報はこちら
音声ガイドは2種類選べますが、私は吉川晃司さんのナビゲーターのほうを借りました。こちらの方が安いし(550円)
耳元で吉川くんがささやく珠玉の時間でした。
さて、この展覧会は写真撮り放題。すばらしい。
しかし、このブログを書くのに九州国立博物館より写真の提供を受けたので、それも使わせてもらいます。
三国志はレッドクリフを見たくらいですが、天下の取り合いが企業の縄張り争いみたいで、今に通じるなと改めて思いました。
曹操の墓は副葬品が権力者にしては粗末だったそう。
生前、普段着のままでと遺言したといいます。一代で魏の土台を作った曹操。慣習にとらわれない人だったのかな。
それでも墓の大きさといったら。なんと実寸で再現されていました。
質素と言われる副葬品ですが、その中に白磁が。
これ、出土されたときは騒然となったとか。この時代にこの白磁が作られたとは考えられていなかった(これより300年後と思われていたから)。
まさに世界最古の白磁。すごいですね。
面白いなと思ったのが撒菱(まきびし)
どう置いても、とがった先が上に来るように形作られています。
これ、実際に三国志の時代に、撒いていたってことですね。戦術が高度化して行った様子がわかります。
どこにいつ撒くのが一番いいのか。
相手の動きを読み、先んじ、仕掛ける。商売と一緒ですね。
そして食い入るように見てしまった、揺銭樹(ようせんじゅ)
金のなる木です。死後も豊かに過ごせるように埋葬されていたようです。
こんな木があればなあと思いながらアップで撮ってみました。
最後に横山光輝氏の三国志の原画!!これが一番良かったかも。
セリフが切り貼りしてある。すごい。
そして相変わらず、4階の文化交流展示室も安定の凄さ。徳川美術館の国宝「初音の調度」が来ています。目の保養に。
また、刀剣ことはじめと称して刀剣ワールド財団の刀剣がなぜか写真撮り放題で展示されています。楽しんでください。
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