藤沢久美さんの講演を聞きました
よく通るきれいな声。スタイル良く着こなしたノースリーブワンピース。質問してポンポン前の方から当てていく。一時も目が離せない90分でした。
テーマが多様性なので、新しい働き方についてお話がありました。
どうして女性に働いてほしいのだろう
人口が減るから?
人口が減らなかったらいらないの?
違うよね。
ちがう環境で育った人達が入ると新しいイノベーションが起きるから。
でもいろんな人がいるとめんどくさい、とある会社の社長さんが言う。
今まで説明しなかったことを説明しなければならないから。
なぜですか?
と質問されると面倒なんですって。
男性だけの社会なら、たばこ部屋とか飲み会とかで、なんとなく意思疎通ができて
これやって、と言われればはい、とやる世界が、女性が入ることでなんでですか??と質問される。
それにこたえるのが面倒らしい・・・なんじゃそりゃ。
最近の若者も同じような感じ
名刺を100枚集めるまで帰ってくるなと言われた新人くんは、夜になっても会社に戻らない。
上司が彼に連絡を取ると、既に家に帰ってるという。
「なぜ家にいるんだ?」
「100枚集められなかったからです。そもそもなぜ100枚集めなければならないのか、意味わからないです。」
と言うんですって。
なぜそれをしなければならないのか、説明しなければならないのですね。
まあ確かに。
しかしちょっと考えればわかるような気もするけど・・。
100枚知らない人から名刺をもらうって大変ですが、何と言ったらもらえるのか、どういう人ならもらえるのか、どんなタイミングならいいのか、やっているうちにわかってくるような気がするし、度胸もつくだろうし。
それもこれもゆとり世代だから。ゆとりはなぜかを考える授業が多かったから。そうなのかなあ。
急に外国人雇ったりできないのなら、どうするか
今いる社員が多様性を持つように、アフター5に資格を取りに行かせたり、趣味に没頭することを奨励したりするべき。
多様性が生まれることで生産性も上がるという。
私の職場は、仕事に関係のない資格を取っても、毎年出す人事考課表の欄に書けないというか、書いても
「これ、仕事に関係ないから書かないで。」
と言われる・・・努力が報われません。
社員がプライベートで頑張っても、その時間何で残業しないの?と言われる。
やっぱりちょっと変かも。うちの職場。