このブログでkindle出版を目指して連載をしてみたいと思います。
一度、ロードスターを買う話で12話ほど書いたことがありますが、
こんな感じでつらつら書いてみたいとおもいます。応援よろしくお願いします。
はじめに
はじめまして。FP得子(なりこ)と申します。
私は大学4年の息子がいます。来年はいよいよ就職。
どんな道に進むのか、親としては黙って応援するしかありません。
この本は、そんな息子が3年後にどうなっているのかを想像し、息子に読んでほしくて書きました。
中州のbarのママである「なりこ」が、就職3年目の若者、「冨田裕二」のお金の知識のなさを叱りつつ、少しずつ知恵と工夫を伝えていく物語にしてみました。
親として一番心配なことは何でしょうか。
ちゃんと社会人として生活し、お金の管理をし、将来に向けての資産形成をしていけるのか、誰かに騙されて変なことに巻き込まれないか、ということではないか。
親が口を酸っぱくして言っても聞いてくれませんが、本なら伝えられるかもしれないと思いました。親ばかでしょうね。
この世には、たくさんのお金に関するノウハウがあふれています。
私がわざわざ本など書かなくても、いくらでも手に入れることができるでしょう。
しかし、私は気づきました。私は、ある職場でOFFJT教育(セミナー研修)担当をしていますが、雑談でお金の話をしても、20代の若い世代の人たちは、びっくりするくらいお金の知識がないのです。
iDeCoや、つみたてNISAのことを知らない、銀行の普通預金利息を知らない、カードローンの金利を知らない。
これだけ情報があふれているのに、アクセスすることができていないんだ、と衝撃でした。当然、息子も知らないと言います。
こんな調子では、赤子の手をひねるように簡単に悪い人にだまされるのではないか。
心配でたまらなくなりました。
どうか最低限のお金の知識を身に着けてほしい。
この本が若い皆さんの、自分の人生を幸せに歩いていけるような一助となれば幸いです。