会社で広報担当をしている方にお話を伺いました。
トータルでマネジメントをしているということで、自分なんぞとてもとてもコピーライターにはなれないとはおっしゃっていましたが、素晴らしいお話でしたよ!
あなたが今日買ったものを思い浮かべてください
スーパーで買ったもの、あなたはなぜその商品を手に取ったのでしょう?
例えば、私、昨日冷や汁を息子にリクエストされていて(笑)、ゴマを買わねば、とゴマを手に取りました。
ちなみに冷や汁、ホットクックで作りました。
ゴマもメーカーが様々。
その中で私が手に取ったのは、煎りたてという言葉と皮むきという言葉。
なんでその言葉に反応したんだろ。
煎りたてという言葉に新鮮さを、皮むきと言う言葉にゴマって皮があるのか、じゃあむいてあるほうがいいよねという一瞬の判断だったと思う。
こうやって、自分がどういう言葉に反応したのかを振り返ることで、言葉が研ぎ澄まされていく、らしい。
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コピーは片思いのラブレター
だいたい、15文字ほどで作られるコピー。
全く興味がない人に振り向かせるにはどうしたらいいの?
それは、私のことが好きではない相手に関心を持ってもらうようなもの。
言葉で、15文字で、できる?
だからこそ、コピーライターは100個は書くという。
書いて書いて書きまくる。
散らかす
遊ぶ
磨く
のだそうだ。
大抵の人は10個くらいで止まってしまう。
それは誰でも思いつく10個なんだそう。
書きまくることで、人と違う発想ができる。
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「売る」という最終目的を外さないこと
言葉遊びだけで終わらないようにと言われました。
そうですね、ダジャレや奇抜なコピーばかり考えていると一体何のために書いているのかを忘れてしまう。
何のために、は仕事も同じだな。
目の前のことばかりやっていると、なんのため、ということが抜け落ちて、むなしくなることがあるんですよね。
でもそのときは大義を探すんです、私。
就職したときに読まされた誓いの言葉とか笑
みなさんの職場にありませんか。
社是ですね。
きちんと足下を見ること、なんかね、改めて気づかされました。ありがとうございました。